デザイン・家具 · Astoria
シーイング・ザ・シネマ:写真が見つめる映画館
アストリアのMuseum of the Moving Imageで、映画館をめぐる写真展が開幕。シフの外観、杉本博司の客席、マーゴリーズのドライブイン、ホームズの映写技師を紹介し、2027年3月21日まで開催。
文・NBT編集部 · 2026-10-12
クイーンズ・アストリアのMuseum of the Moving Image(MoMI)で、10月10日から写真展「Seeing the Cinema: Photographic Visions of Movie Theaters」が始まった。会場はアンフィシアター・ギャラリーで、会期は2027年3月21日まで。暗闇に集まって物語を見つめるという行為が、これまで何を意味し、今も何を意味するのかを、四人の写真家の仕事を通して考える展覧会だ。
出品されるのは、トーマス・R・シフによる街の映画館の外観パノラマ、杉本博司の長時間露光で捉えた劇場内部、ジョン・マーゴリーズが記録したドライブイン・シアター、そしてジョセフ・ホームズによる映写技師のポートレート。建築、空気感、環境、職業という四つの視点が並び、映画館を単なる建物ではなく、文化的な概念としても見せる構成になっている。
とくに日本語圏の読者には、世界的に知られる杉本博司の劇場シリーズが見どころだろう。スクリーンが光の塊となって浮かぶ客席の写真は、上映時間そのものを一枚に畳み込んだような作品だ。インディアナ州アティカのデヴォン・シアターを写したシフの作品が、展覧会の主要ビジュアルに使われている。
開館は木曜14時〜18時、金曜14時〜20時、土日11時〜18時。10月12日(先住民の日)は12時〜18時に開く。電話は718-777-6800。入館券は公式サイトで案内されている。
- 場所
- Museum of the Moving Image
36-01 35 Ave, Astoria, NY 11106
Google マップで開く - 会期
- 10月10日(土)〜3月21日(日)
- 時間
- 木曜 14:00–18:00、金曜 14:00–20:00、土日 11:00–18:00





