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ニューヨークで100年続くベーグルの老舗店、Russ & Daughters(ラス アンド ドーターズ)
Russ & Daughters
Russ & Daughters(ラス アンド ドーターズ)はニューヨークで100年以上続く老舗のベーグル屋。1907年にジョエル・ラスがポーランドからはニューヨークに移り住み、ロウワーイーストサイドでニシンのマリネやスモークサーモンを販売し始めたのが始まり。ジョエルには息子がおらず、3人の娘とともにお店を切り盛りしていたため、店名に&Daughtersと付けられている。現在は4代目がお店を引き継いでおり、移り変わりの激しいはニューヨークで100年以上も続けられるということは、安定の品質で地元民から愛され続けてきた証拠。
Russ & Daughters(ラス アンド ドーターズ)の本店はマンハッタンのロウワーイーストサイドにあり、創業100年を記念して徒歩圏内のオーチャードストリートにカフェをオープン。週末は本店もカフェも長蛇の列で、2時間以上並ぶこともある。そんなRuss & Daughters(ラス アンド ドーターズ)のベーグルは、ブルックリンのネイビーヤード店で全て製造されマンハッタンに運ばれている。
注目の場所の一つ、ブルックリン・ネイビーヤード
ネイビーヤードとは、ウィリアムズバーグとダンボの中間地点にあり、黒船で知られるペリー提督が施設長を務めていたこともあるアメリカ海軍の元造船所。昨今、スタートアップ企業のシェアオフィスが集まっていたり、全米No.1と言われるスーパーのウェグマンズがオープンしたり、急進的な発展を見せている地域。そこにRuss & Daughters(ラス アンド ドーターズ)初のブルックリン店がオープンし、工場を併設している。
ネイビーヤード店は敷地が広く、マンハッタンほど人の流れも多くないため、ほとんど待たずに購入することが出来る。マンハッタンの観光客が並んででも食べたいRuss & Daughters(ラス アンド ドーターズ)の代名詞とされるROX(スモークサーモン)も販売されており、ネイビーヤード店に行けば並ばずに堪能できる。タイミング良く閉店間際に行くと、売れ残ったベーグルを無料で分けてくれることも。
ネイビーヤードには造船所の歴史ミュージアムがある<BLDG92>、Russ & Daughters(ラス アンド ドーターズ)や地ビール醸造所などが楽しめるフードコート<BLDG77>、大型スーパーのWegmans(ウェグマンズ)があり、30分ほど歩けばウィリアムズバーグやダンボに出ることも出来る。天気のいい日はフェリーに乗って移動するのもオススメ!