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JA

Art & Culture

チェルシーのガゴシアンギャラリーにてジャミアン・ジュリアーノ・ヴィッラーニのItが開催中

Dia Art Foundationとヒューストン、メニルコレクションは、Dia Art Foundation が運営するチェルシーにあるギャラリーDia Chelseaにてクレッサのの作品展を開催。ギリシャ出身のこのアーティストは、数十年にわたり認知度が低く、ポップ、コンセプチュアル、ミニマリズムの芸術制作の考え方をつなぐ実践の中で、看板、テキスト、ネオンなどを過激に使用してきました。Chryssa & New Yorkは、1982年以来、米国で初めて開催されるこのアーティストの大規模な展覧会となります。1950年代後半から1970年代前半にかけてニューヨークを拠点に活動していたクリッサの作品に焦点を当て、アメリカやヨーロッパの美術館やコレクションからの主要な借用品を展示します。Chryssa & New York」は、2023年3月にニューヨークのDia Chelseaで初公開され、2023年9月にメニル・コレクションで開幕する予定です。本展は、2024年5月にシカゴのWrightwood 659に巡回する予定です。

チェルシー

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ニューヨークを代表する広大な敷地を持つギャラリー、ディア・ビーコン

アーティストのビジョンを推進し、実現し、保存することを使命とし、1960年代から1970年代にかけて活躍したアーティストを中心に、その作品を徹底的に収集し、展覧会を開催しているDia Art Foundation。Diaは、1974年にフィリップ・デ・メニル、ハイナー・フリードリッヒ、ヘレン・ウィンクラーの3人によってニューヨークで設立され、規模や範囲の問題で実現できないような、アーティストによる空想的なプロジェクトの実現を支援している。このような野心を実現するための施設の役割を示唆するために、彼らは "through "を意味するギリシャ語から取った "Dia "という名称を選んでいる。現在は、米国とドイツにある8つの常設施設で構成されており、 ニューヨークにはDia Chelsea、ハドソンバレーのDia Beacon、そしてロングアイランドのDia Bridgehamptonの3つのスペースを運営している。特にハドソン川のほとりにある、かつてナビスコの箱の印刷工場だった建物を利用して作られた広大な敷地を持つDia Beaconは圧巻。アンディー・ワーホル、ウォルター・デ・マリア、ダン・フレヴィン、リチャード・セラなど1960年代から現在までのDiaのアートコレクションを紹介するほか、特別展やパブリックプログラムも開催している。

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ニューヨークのメガギャラリーの一つ、デビッド・ツヴィルナー

デイヴィッド・ツヴィルナーは、ニューヨーク、ロンドン、香港に拠点を持ち、フランシス・アリス、ダン・フレヴィン、ドナルド・ジャッド、ゲルハルト・リヒター、草間彌生、河原温、ゴードン・マッタ=クラーク、トーマス・ルフなど、ジャンルや時代を超えた60組以上のトップ・アーティストの活動を紹介してきた1993年創立の現代美術を扱うメガギャラリーの一つ。オーナーはアメリカで最も影響力のある画商の一人で、ギャラリーの名前となっているドイツ人画商デビッド・ツヴィルナー。2014年よりデビッド・ツヴィルナーの息子のルーカス・ツヴィルナーが責任者を務める出版部門を設立。展覧会カタログや美術史的な研究をまとめた本、アーティストブックなどの出版に加え、ニューヨークで今最も注目されている雑誌の一つと言われている非営利で運営されているThe Drift(ザ・ドリフト)への資金提供も行なっている。またニューヨークを拠点にする12の中小ギャラリーがデイヴィッド・ツヴィルナーのプラットフォームを利用し、各ギャラリーの所属アーティスト1名(2作品)を展示・販売することができる「プラットフォーム:ニューヨーク」を設立。このプラットフォームはパンデミック以降オンラインプラットフォームの必要性が高まる中で、このようなプラットフォームを持てないギャラリーのためのプラットフォームである。

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