展覧会 · Long Island City
NYロングアイランドシティ、ノグチ美術館で池坊NY支部40周年展
ロングアイランドシティのノグチ美術館で10月17〜18日、池坊ニューヨーク支部の設立40周年を記念する展覧会が開かれました。地下階の教育スタジオに、師範や会員による約45点の作品が並びました。
文・NBT編集部 · 2026-10-16

ロングアイランドシティのノグチ美術館で10月17日(土)と18日(日)の2日間、池坊いけばな協会ニューヨーク支部の設立40周年を記念する特別展が開かれました。会場は地下階(レベルC)の教育スタジオで、入場は美術館の入館料に含まれていました。開館時間は土曜が午前11時から午後6時、日曜が午前11時から午後5時でした。

池坊は室町時代の京都で生まれ、550年以上の歴史をもつ、いけばな最古で最も長く続く流派とされています。展覧会では、自然を細やかに観察するところから出発するいけばなが、植物、空間、季節、そして人の心の関係をどう表すかが示されました。
出品されたのは、支部の師範と会員による約45点の作品です。展示予定の作家には、次期家元の池坊専好氏(日本)、小林氏(日本)、海外特別委嘱教授でニューヨーク在住の野田氏(Noritaka Noda)、そして支部の会員が含まれていました。記念行事の一環として、専好氏がニューヨークを訪れ、特別な作品を披露することも告知されていました。
会場がノグチ美術館だったことにも意味があります。展覧会は、生きた花のいけばなとイサム・ノグチの彫刻を並べ、自然、かたち、そして「空」が互いに意味を与え合う関係を考えるものでした。空間は存在するものと同じくらい、不在のものによっても形づくられるという視点です。ノグチの作品と同様に、いけばなもまた、均衡と緊張、動きと静けさを構図の要素として体験させてくれます。花を単なる装飾ではなく、時間と場所、そして注意深く見ることの彫刻的な表現として味わってほしい、というのが美術館の呼びかけでした。
写真は池坊総本部とノリタカ・ノダ氏の提供です。支部の運営についてはウェブサイトでも案内されており、教室や展覧会、集いを通じて、いけばなの学びと実践を共有する場として活動しています。美術館では11月14日に、いけばなを取り入れた「Mindfulness in the Galleries: Ikebana」も予定されています。
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