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NYで開催中のNewFest38、今夜はナイジェリア舞台の「クラリッサ」
1988年から続くニューヨークのLGBTQ+映画祭NewFestの第38回が10月15〜25日に開催中。22日夜はラゴスを舞台にした「クラリッサ」、23日はジョーダン・ファーストマンの「クラブ・キッド」、25日はアイラ・サックス監督作で閉幕する。
文・NBT編集部 · 2026-10-12

1988年からニューヨークでLGBTQ+の映画とメディアを紹介してきたNewFestが、第38回の映画祭を10月15日から25日まで開いている。団体はみずからを、市内最大のLGBTQ+映画の上映主体であり、クィアの観客が最も多く集まる場だと位置づけている。上映会場はマンハッタンとブルックリンに点在し、オンラインでの視聴枠もある。使命は、映画やプログラムを通じてLGBTQ+の多様な経験に声と視認性を与えることだという。

中核になるのは、日ごとに組まれたセンターピース上映だ。19日のスポットライト・センターピースは、アンドリュー・スコットがイアン・チャールソン役を演じる実話「エルシノア」。21日は、身ごもった謎の女性に導かれて湖畔の楽園にたどり着いた失意の漂泊者が、風変わりな仲間たちのもとで安らぎを得ながら、その場所に隠された暗い秘密を知っていく「パーフェクト」だった。

本日22日の午後7時30分には、SVAのサイラス・シアターでインターナショナル・センターピースの「クラリッサ」が上映される。ヴァージニア・ウルフの『ダロウェイ夫人』を原作に、パーティーの準備をする裕福な女性と、トラウマに苦しむ若い兵士が過去の重みと向き合う物語を、舞台をナイジェリアのラゴスに移して描く。

23日の午後8時30分、同じくサイラス・シアターでニューヨーク・センターピースの「クラブ・キッド」が登場する。ジョーダン・ファーストマンの作品で、カンヌで話題を集めた。派手に遊び歩くニューヨークのクラブ・プロモーターが、存在すら知らなかった10歳の息子の出現で生活を一変させられる。

映画祭は25日午後7時、サイラス・シアターでのクロージング上映とパーティーで締めくくられる。作品はアイラ・サックスの新作「The Man I Love」。サックスはNewFestの出身者で、1980年代後半のダウンタウンを舞台に、エイズとともに生きる俳優をオスカー俳優のラミ・マレックが演じる。
NewFestは会員向けに割引や招待を用意しており、自宅から鑑賞したい人向けにバーチャルパスも販売している。公式の物販では今回の限定グッズを扱い、オンラインとSVAシアターのロビーで買える。
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