展覧会
NY在住の森万里子ファンへ、東京・森美術館で大回顧展「燦燦」グッゲンハイム共同
東京・森美術館で10月31日から、森万里子の大回顧展「燦燦」が開幕。2002年以来の国内大規模展で、約40点を展示。ニューヨークのグッゲンハイム財団との共同開催で、キュレーターのアレクサンドラ・マンローが参画。
文・NBT編集部 · 2026-10-24
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東京・六本木ヒルズの森美術館で、10月31日から「森万里子:燦燦(All That Shines)」が始まる。2002年に東京都現代美術館で開かれた「森万里子 パーフェクト・ワールド」展以来、国内では初めての大規模な回顧展で、会期は2027年3月28日まで。
出品はおよそ40点。1990年代半ばに注目を集めた、パフォーマンスを取り入れた写真・映像の「サイボーグ」シリーズから、コンピューターイメージング、ドローイング、彫刻、大型のインタラクティブ・インスタレーションまで、30年以上にわたる制作を一望できる。アニメ文化やジェンダー、ポストヒューマニズムといった同時代的な主題から、仏教の生死観や宇宙観、すべての生命のつながりを説く「ワンネス」へと関心が広がっていく流れを追う構成だ。
注目作のひとつが、脳波のバイオフィードバックを初めて作品に用いた《ウェーブUFO》(1999〜2002年)。体験枠は限られている。超新星爆発で生じるニュートリノを光の明滅として見せる《トム・ナ・ヒウ》(2006年)や、冬至の太陽に合わせて設計された屋外作品《プライマル・リズム:サン・ピラー》(2011年)、《リング:ワン・ウィズ・ネイチャー》(2016年)も取り上げられる。
ニューヨークとの縁も深い。展覧会は森美術館がソロモン・R・グッゲンハイム財団と共同で企画し、共同キュレーターはグッゲンハイム美術館・財団のシニア・キュレーター・アット・ラージ、アレクサンドラ・マンローと、森美術館館長の片岡真実が務める。NYの現代美術シーンで森作品に親しんできた人にとっても、帰国時に見たい展示だ。
開館は毎日10:00〜22:00で、火曜のみ17:00まで。入場は閉館30分前まで。料金は平日の一般2,800円(オンライン2,600円)、土日祝は3,000円(同2,800円)。中学生以下は無料。日時指定のオンラインチケットは公式予約サイトのほか、Klookなどでも販売される。10月30日までに購入すると事前割引が適用される。
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