展覧会 · The Studio Museum in Harlem · Central Harlem

ハーレム・スタジオ美術館で「Through Motion and Repose」展、10代17人の写真

ハーレムのスタジオ・ミュージアムで、10代向けプログラム「Expanding the Walls」2026年度の参加者17人による写真展が開催中。街の動きと家庭の静けさを捉えた作品が並ぶ。2027年1月31日まで。

文・NBT編集部 · 2026-10-16

ハーレム・スタジオ美術館で「Through Motion and Repose」展、10代17人の写真
Through Motion and Repose: Expanding the Walls 2026 (installation view), 2026. Photo: Kris Graves — The Studio Museum in Harlem

ハーレムの125丁目にあるスタジオ・ミュージアム・イン・ハーレムで、「Through Motion and Repose: Expanding the Walls 2026」が2027年1月31日まで開かれています。同館を代表する10代向けプログラム「Expanding the Walls: Making Connections Between Photography, History, and Community」の2026年度参加者17人による写真展です。

出品作家はAgnes Baidoo、Angel Torres、Christopher Soriano、Fairooz Ahamed、Isabella Amankwa-Jones、Ismael Parache Henry、Janelly Rosendo、Jony Pineda Feliz、Jordyn Vargas、Keyaris Canty、Lalah Harper、Nathaly Lopez Alvarez、Nyasia Massey、Rijika Chowdhury、Stephanie Muñoz、Valentina Megraw、Yoselyn Lucero。いずれもニューヨークで育つ若い写真家で、同じ年に学んだ仲間として作品を並べています。

題名の「Motion(動)」と「Repose(静)」は、そのままこの展覧会の軸です。ニューヨークの路上に広がる活気ある光景を撮った作品がある一方、家の中でのごく個人的な瞬間を写した作品もあります。この二つを並べることで、都会で育つ若者の日常を動と静の両面から見せています。

撮り方にも違いがあります。身近な物や場所、大切な人に近づいて、細部をやさしく写し取る作家がいます。一方で、ぶれや柔らかなピントを使い、路上や地下鉄、建築に流れる都市の変化を表した作家もいます。好奇心と丁寧な観察を頼りに、日々を引っ張り合う二つの力を写真にしています。

企画はMoMA/スタジオ・ミュージアム・イン・ハーレムのキュラトリアル・フェローであるCam McEwenとTaylor Ndiaye、ロバート・ラウシェンバーグ・キュラトリアル・フェローのMaria Wilson、そして参加者自身が担当しました。会場に出ていない写真や作家紹介を載せたオンライン展も、専用サイトで公開されています。

ハーレム観光のついでに立ち寄れる立地です。同館はアフリカ系の作家を支える拠点として知られ、若い世代の視点に触れられる展示です。

場所

Google マップで開く公式ページ

会期

7月1日 – 1月31日開催中

作家

Agnes Baidoo, Angel Torres, Christopher Soriano, Fairooz Ahamed, Isabella Amankwa-Jones, Ismael Parache Henry, Janelly Rosendo, Jony Pineda Feliz, Jordyn Vargas, Keyaris Canty, Lalah Harper, Nathaly Lopez Alvarez, Nyasia Massey, Rijika Chowdhury, Stephanie Muñoz, Valentina Megraw, Yoselyn Lucero
見どころ
  • 街の路上や地下鉄をぶれや柔らかなピントで捉えた、都市の流れの写真
  • 家族や身近な物に寄って撮った、家の中の親密な作品
  • 会場にない写真も見られるオンライン展を併設