ファッション

NYのStandard & Strangeで、岩手発Gorsch 2026年秋冬「The Dancing People」

岩手を拠点にするGorschが2026年秋冬コレクション「The Dancing People」を発表。黒いフランネルウールのケープコートや柿渋染めデニムのセットアップが並び、Standard & Strangeで取り扱われています。

文・NBT編集部 · 2026-11-08

岩手県を拠点とする日本のブランド、Gorsch(ゴーシュ)が2026年秋冬コレクション「The Dancing People」を発表しました。デザイナーは鈴木榮一さん。アンティークのワークウェアとテーラリングを下敷きにしながら、日常で心地よく着られる服として組み立てた、ユニセックスのシリーズです。ブランドにとって14シーズン目の後半にあたる章とされています。

テーマの源になったのは、岩手で活動するサーカス・パフォーマンス集団Bazar Cirque(バザール・シルク)のダンサー、Ken SakagamiさんとAoi Kagayaさんです。二人はブランドの友人で、コレクションに着想を与えただけでなく、写真家Atsushi Meguroさんが撮影したビジュアルのモデルも務めました。動いたときに布が揺れ、止まれば素直に落ちる。そんな密度のある柔らかな生地と、ゆとりのあるシルエットが選ばれています。

目玉は二つあります。ひとつは黒のフランネルウールのケープコート。肩から大きく落ちるシルエットで、アウターの主役になります。もうひとつは、発酵させた柿のタンニンから作る染料「柿渋」で染めたデニムのセットアップです。短丈のジャケットと、同じ生地のツータックトラウザーズを組み合わせます。藍が褪せるにつれて柿渋の色が表に出てくるため、着込むほど表情が変わっていきます。

ほかにも、生成りのリネンとウールの混紡で仕立てたワイドシャツなどが加わります。

このコレクションはStandard & Strangeで取り扱われています。Hypebeastによれば、ニューヨークのほかバークレー、サンタフェの店舗と、同店のオンラインショップで購入できます。同店のブランド一覧にはGorschのページもあります。日本の小さなブランドが、ニューヨークのセレクトショップで並ぶ形です。

(内容は、Gessato、Hypebeastなどの報道で一致している点をまとめたものです)