ファッション
NikeのAstra Ultra「Fauna Brown」、生成AIで設計した新作スニーカー
NikeのAstra Ultra「Fauna Brown」は、ナイキのフットボールシューズに着想を得た、キルティングのローカットスニーカー。3D生成AIを使って形状を探った一足で、ベルベットのシューレースを備え、公式サイトで190ドルで販売されている。

NikeがAstra Ultraの新色「Fauna Brown/Black/Chambray Blue」を展開している。サイトに載るスタイル番号はFZ5778-200で、ウィメンズ表記のモデルだ。ナイキはこの一足を「次世代に未来の形をもたらす新作」と位置づけ、3Dと生成AIを使って形とスタイルを探ったと説明している。

見た目の特徴は、波のようなラインが走るキルティングのアッパーだ。公式ページによれば、うねるようなデザインラインが洗練された印象とふくよかな履き心地をつくる。全体はスリムでローなシルエットで、サッカーの伝統的なブーツに着想を得ているという。左右非対称のベルベットのシューレースも、サッカーのルーツへのオマージュとされている。ほかにメタリックのアクセント、プルタブ、ラバーアウトソールを備える。

Highsnobietyは、この色を錆びた赤のような質感と評し、1990年代後半から2000年代のNike Total 90シリーズへの目配せがあると伝えている。同誌によると、生成AIは波打つ形状のアウトソールの構築に使われ、ソールには小さなラバーの突起が並ぶ。写真でも、黒いソールの側面に細かな波状の凹凸が確認できる。
価格は190ドルで、販売はNikeの公式サイトのみ。今回参照した商品ページはオーストラリア版で、そこでは会員は80ドル超の注文で通常配送が無料、エクスプレス配送は14.95ドル、返品も会員は無料(一部除外あり)とされている。Highsnobietyの記事の公開日は約1週間前で、サイト上の発売日は2026年10月15日となっている。実店舗の取り扱いは示されておらず、住所のないオンライン商品だ。フットボールの系譜とAI設計という二つの文脈を一足に重ねた点が、ナイキらしい新作として目を引く。
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