ファッション
NYのThe Row、ローワー・イースト発Desert Vintageと組みヴィンテージ販売
NYのファッションブランドThe Rowが、オンラインのGalerieにヴィンテージ専用ページを新設。ローワー・イースト・サイドのDesert Vintageと組み、2000年の山本耀司のベルト付きドレスなど全10点を並べる。価格はすべて問い合わせ制。

ニューヨーク発のファッションブランドThe Rowが、公式オンラインサイトの「Galerie」に、ヴィンテージ衣類を扱う新ページ「Galerie – Desert Vintage」を加えました。協働相手は、ローワー・イースト・サイドのオーチャード・ストリートにあるヴィンテージ店Desert Vintage。同店のアーカイブから選ばれた衣服が並びます。公開は2026年10月13日です。Galerieのメニューは「Objects」と「Vintage」の2項目になり、今回のページが後者にあたります。

掲載は全10点です。日本のデザインに関心のある読者がまず目を向けたいのは、山本耀司による2000年のベルト付きドレス。ページの画像では、深いVネックと大きな襟、シルバーのバックルが付いたウエストベルトを備えた、黒の長い丈のドレスです。

そのほかの顔ぶれも幅広く、マリアノ・フォルチュニによるムラーノガラスのビーズ入りシルクガウン(1900年代)と、ムラーノガラスのビーズをあしらったデルフォス・シルクガウン(1930年)の2着、マダム・グレによるシルクシフォンのカフタン(1930年)、ゾランによるシルクのシェルコート(1980年)が並びます。ゾランのコートは、高く立ち上がる襟と広めの袖が目を引く白い一着です。

残りは20世紀初頭を中心とした作り手不詳の品々です。エジプトのアシュートの技法による槌目の金属コート(1920年)は、金と黒の縦縞に裾の幾何学模様が走ります。手仕事のレース・ラメのチュニック(1920年)、フロック加工ベルベットのショール(1900年)、キルティングのシルクベルベットのコート(1900年代)、アンティークのコットン製カフタン(1920年)も加わります。

各ページには「In partnership with Desert Vintage」の一文が添えられ、10点すべてが「Price upon request」、つまり価格は問い合わせ制です。ウェブ上のみの展示なので、自宅から全点を見て、気になる品を問い合わせられます。The Row自身のミニマルな服づくりと、100年前の衣服が同じ画面に並ぶ点が、このページの見どころです。

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