ウィリアムズバーグのベッドフォードアベニュー沿いに2023年末にオープンし、瞬く間に連日長蛇の列ができるほどの人気店となったLEON'S BAGELS(レオンベーグル)。清潔感のある白い外壁にシンプル且つ存在感溢れる緑色のロゴが軒下に配置され、ベーグルショップとは思えないほど洗練された店構え。マンハッタンのグリニッチビレッジに1号店をオープンさせ、程なく2店舗目をウィリアムズバーグにオープンさせた。屋号にも使われているLEONとはオーナーの祖父のことであり、コミュニティを大事にしてきた祖父からのインスピレーションからだという。人々を団結させるのはシンプルで美味しいベーグルだけという想いから「Nothing Fancy」をお店のテーマに掲げ、「Nothing Fancy」という文字がデザインされたキーホルダーやキャップ、トートバッグなど、おしゃれなオリジナルグッズも販売されている。
新鮮なベーグルは柔らかくもちもち
LEON’Sのベーグルはニューヨーク風のハードで歯応えのあるベーグルとは違い、柔らかくもちもち。毎朝早朝から手作りされているため、新鮮なベーグルがいつでも手に入る。シングルベーグルは一つ2ドル。クリームチーズをトッピングしたり、もちろんクラシックなロックスサンドやエッグ&チーズなどのメニューもある。オーソドックスな古き良きベーグルショップと変わらないメニュー内容ではあるが、店内にクリームチーズのショーケースが無かったり、ペーパーバッグがグリーンの市松模様だったり、随所にブランディングへのこだわりが垣間見える。ニューヨークのベーグルシーンに新しい風を吹き込む革新的なベーグルショップをぜひ体験して欲しい。