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NY市のヘルスバックス、2027年1月からSNAP利用者の上限が1日14ドルに
ニューヨーク市は2027年1月から、SNAP受給者が農産物直売所で使えるヘルスバックスの1日上限を10ドルから14ドルに引き上げる。市内100か所超の市場や農家の屋台で、野菜や果物の購入時に使える。
文・NBT編集部 · 2026-10-30

ニューヨーク市のマムダニ市長は10月29日、フードスタンプとして知られるSNAP(補助的栄養支援プログラム)の受給者が受け取れる「ヘルスバックス」を40%増やすと発表した。2027年1月から、1日あたりの上限が現在の10ドルから14ドルに引き上げられる。
ヘルスバックスは、SNAP受給者が農産物直売所や農家の屋台で使った金額に合わせて、市が2ドル分のクーポンを上乗せする仕組みだ。対象は新鮮な野菜と果物で、市内5つの区にある100か所以上のファーマーズマーケットや農家の屋台で使える。市は、上限の引き上げにより2027年だけで約230万ドルのヘルスバックスがSNAP受給者に渡ると見込んでいる。この金額は地元の出店者の収入にもつながるという。
財源は市の予算と、連邦のガス・シューマッカー栄養インセンティブ・プログラムによる570万ドルの新規助成金だ。この助成金は、SNAP受給者による果物や野菜の購入を増やす事業に出されるものだ。
市保健局は、ヘルスバックスをSNAP受給者以外にも配っている。地域団体や宗教団体と連携し、栄養教育などの健康関連の活動に参加した人へのインセンティブとして渡している。ゴッサミストによれば、SNAPを受給していない人も、こうした団体を通じてクーポンを受け取れる。対象の市場と農家の屋台の一覧は、市保健局のサイトで公開されている。
今年はヘルスバックスの開始から20周年にあたる。2005年以降、市保健局が配布した総額は2,000万ドルを超える。保健局の調査では、食料不足のリスクがある成人の約8割がバランスの取れた食事をまかなうのに苦労し、18%が前日に果物も野菜も食べていなかった。
市長は今回の施策を、食料品をより手頃にする取り組みの一部と位置づけた。今年はイーストハーレムのラ・マルケタを、市営食料品店プログラムの最初の候補地に選んでいる。市は、市長の1期目の終わりまでに各区に1店舗ずつ開く計画だ。
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