イベント · Bronx Park

NYブロンクス植物園「フラワー・パワー」閉幕、ウォーホルの花も

ニューヨーク植物園(ブロンクス)で5月23日から10月18日まで開かれた「Flower Power」は、1960年代の平和と愛の象徴として花を扱った展覧会。サイケな植栽、装飾されたVWバス、ウォーホル《Flowers》の展示、週末の生演奏などで構成された。

文・NBT編集部 · 2026-10-14

NYブロンクス植物園「フラワー・パワー」閉幕、ウォーホルの花も
nybg.org

ブロンクスのニューヨーク植物園(NYBG)で開かれていた展覧会「Flower Power」は、2026年10月18日に会期を終えた。会期は5月23日からで、前日の5月22日には会員向けのプレビューが行われた。1960年代のヒッピー文化が自然との距離を縮めたことに光を当て、花を平和と愛の象徴として捉え直す内容だった。

Rainbow-hued flower sculpture in the conservatory
Image: nybg.org

中心となったのはハウプト温室とその周辺。サイケデリックな花の展示やアート・インスタレーションが並び、温室の中には虹色の大きな花の彫刻が置かれた。園内の別の場所には、カラフルに装飾されたクラシックなVWバスが登場し、写真撮影のスポットになっていた。会場には、花で形づくられた大きなピースサインのインスタレーションもあった。

Period outfits on dress forms under small paintings in the gallery
Image: nybg.org

ミュージアム・ビルディングのギャラリーでは、1960〜70年代の作家による絵画、写真、スクリーンプリント、コラージュを展示。花を平和の象徴として描いた作品が集まった。目玉はアンディ・ウォーホルの《Flowers》(1964年)で、制作の元になった写真、つまり自然写真家で環境活動家のパトリシア・コールフィールドの作品と並べて見せていた。ジョー・ブレイナード、ミルトン・グレイザー、カルロス・イリサリー、コリータ・ケントらの作品も含まれた。

Visitors posing before a flower-covered botanical peace sign
Image: nybg.org

プログラムも充実していた。「Be-In the Music」は土・日と一部の金・月曜に行われ、1960年代のグリニッジ・ヴィレッジのフォーク・シーンや当時あまり知られていなかったジャンルに影響を受けたニューヨークのフォーク・ミュージシャンが入れ替わりで出演した。週末の「Counterculture Circle Series」ではドラムサークル、クラフト・ワークショップ、瞑想的な体験があり、夏にはこの時代を学べる映画シリーズも組まれた。花の構造やボタニカルイラスト、絵画などのクラスも用意された。

Tie-dyed Flower Power merchandise at NYBG Shop
Image: nybg.org

5月30日と6月13・20・27日の夜には、午後7時30分から10時まで時間外イベント「Liquid Light Shows」を開催。ゴースト・ファンク・オーケストラやハビビらのバンドがステージに立ち、Liquid Light Labの映像がマーツ図書館の外壁に映し出された。NYBGショップでは、タイダイ柄の品を含むテーマ商品を店頭とオンラインで販売し、公式のSpotifyプレイリストも公開されていた。会員は日中の入場が無料だった。会場は2900 Southern Blvd, Bronx, NY 10458。

場所

Google マップで開く公式サイト

会期

5月23日(土)〜10月18日(日)

状況

この催しは終了しました

価格

Members: free daytime admission; tickets sold through the NYBG website