デザイン・家具
NYで買える復刻照明、グビがカルロ・ナソンの「ロータス」ランプを再発売
デンマーク発のグビが、ムラーノの名匠カルロ・ナソンによる1969年のテーブルランプ「ロータス」を50年超ぶりに復刻。4層の吹きガラスが球を隠し、柔らかな光を放つ。米国サイトで$5,499、在庫あり。
文・NBT編集部 · 2026-10-24

照明ブランドのグビ(GUBI)が、ムラーノのガラス作家カルロ・ナソンが1969年に手がけたテーブルランプ「ロータス」を復刻した。50年以上生産が途絶えていた名作で、グビの米国サイトでは新作として掲載されている。
最大の特徴は、四層に重ねた吹きガラスのシェードだ。層の重なりが蓮の花を思わせることから、この名が付いた。各パーツは「プレゴーソ」と呼ばれる技法で作られ、気泡を含んだ半透明の質感になる。ガラスが何重にも重なるため電球は外から見えず、光は柔らかく拡散して空間に落ち着きと奥行きを添える。手仕事のため厚みや曲線、光の広がり方には個体差があり、一点ごとに表情が異なる。
復刻はナソンの息子アルベルト・ナソンとともに進められた。アルベルトは、長く生産されていなかったランプが再び動き出したことを「感情的で刺激的な経験」と語っている。カルロ・ナソンは1935年にムラーノの古いガラス職人の家に生まれ、2026年に亡くなった。50年にわたりランプや花器、彫刻的な作品など1,000点以上を残した、20世紀中期イタリアガラスを代表する作り手の一人だ。
米国サイトに掲載されているのは、ブラッククロームのベースにバブルガラスのシェードを合わせた仕様で、価格は$5,499(VAT別)、在庫ありと表示されている。公式サイトからカートに入れて購入できるほか、取扱店でも探せる。ニューヨークの住まいに、ミッドセンチュリーのガラス工芸を一点加えたい人には注目の一品だ。
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