展覧会 · Lower East Side
NYロウアー・イースト・サイドのICPで、日本の女性写真家28人展が米国初上陸
ICPで2027年1月11日まで、1950年代から現在までの日本の女性写真家28人を紹介する「I'm So Happy You Are Here」展。アルル発の巡回展が米国で初めて開かれる。写真集や陶器を扱う関連コレクションもある。
文・NBT編集部 · 2026-10-12

ロウアー・イースト・サイドの国際写真センター(ICP)で、「I'm So Happy You Are Here: Japanese Women Photographers from the 1950s to Now」が開催中だ。会期は2027年1月11日まで。1950年代から現在まで、世代をまたぐ日本の女性写真家28人の作品を通して、日本写真の歴史を捉え直し、広げようとする展覧会である。

出品作家は、石内都、川内倫子、石川真生、ヒロミックス、蜷川実花、岡上淑子、杉浦邦恵、山沢栄子、柳美和、志賀理江子ら。写真に加え、インスタレーション、写真集、印刷物も並ぶ。日常への繊細で率直なまなざし、日本の女性が担い、また作り替えてきた役割への批評的な視点、写真の枠を押し広げる試みを通じて、日本の女性たちの経験と視点を探る内容だ。
キュレーターはポーリン・ヴェルマール、レズリー・A・マーティン、竹内万里子の3人で、アパーチャー(Aperture)との共同企画。2024年のアルル国際写真祭で初公開され、ハーグ、フランクフルト、ロンドン、東京を巡り、米国ではICPが初の開催地となる。2024年にAperture社から刊行された図録は、エッセイや資料に加え、日本の女性による写真集の網羅的な書誌を収めており、ICPショップでは75ドルで販売されている。
ICPショップには、展覧会に合わせた関連コレクションも並ぶ。川内倫子、杉浦邦恵、石内都らの写真集のほか、陶器や織物が揃い、海外発送にも対応する。展示を見たあとに、気に入った作家の本を手元に置くこともできる。
会場の正面入口はラドロー・ストリート84番地。チケットはICP公式サイトから購入できる。ニューヨークで日本の女性写真家をまとめて見られる機会は多くなく、日本の写真に関心のある人にとって見逃せない展示だ。
会期







