展覧会 · Chelsea
NYチェルシーのガゴシアンでディアナ・ローソン展、10月24日まで
写真家ディアナ・ローソンのガゴシアン初個展が、チェルシーの541 West 24th Streetで10月24日まで開催中。鏡枠入りの写真とホログラムで、人格・監視・管理を問う。会場内は撮影禁止。

写真家ディアナ・ローソンが、ガゴシアンで初めて開く個展が、チェルシーの541 West 24th Streetで10月24日まで開かれている。会期は残りわずかだ。ガゴシアンによれば、出品されるのは鏡のフレームに収めた写真とホログラムで、テーマは人格、監視、管理である。
中心になるのは、2023年に始まった連作「Edge Control」。ローソンは、ビューティーサプライ店で万引き防止のためにカウンターの奥に貼られる、客の監視写真というジャンルに目を向けた。Hyperallergicの評によると、こうした写真は長く続いてきた屈辱の儀式のようなものだという。ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューでローソンは、壁に貼られた人々にむしろ自分を重ねる、盗みを働く人の写真を自分が盗んでいるような感覚だ、と語ったと同評は紹介している。
もう一つの特徴は、会場内が撮影禁止であることだ。Hyperallergicの記者によると、入場者はスマートフォンのカメラを覆うガゴシアンのステッカーを渡される。見たものを記憶に頼るしかない状況そのものが、作品の問いに重なっていると同記者は書いている。
ローソンはニューヨーク州ロチェスター出身。実際には入念に演出された、ブラックコミュニティの親密な情景写真で知られ、鏡やホログラフィック写真も用いてきた。2018年にグッゲンハイム美術館のヒューゴ・ボス賞を写真家として初めて受賞した。ガゴシアンは2022年に所属を発表している。
会場はチェルシーのギャラリー街にある。同じ週には、近くの555 West 24th Streetでジョーダン・ウルフソンの個展も24日に終わる。







