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NYチェルシーで奈良美智の大作を公開、11月19日にFair Warningで競売
ロイック・グーザーのFair Warningが、チェルシーの仮設スペースで奈良美智の2011年作《In the Milky Lake / Thinking One》を11月6日から19日まで公開する。推定価格は1000万〜1500万ドルで、19日に競売にかけられる。
文・NBT編集部 · 2026-11-04
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アプリ型オークションのFair Warningが、奈良美智の2011年作《In the Milky Lake / Thinking One》をチェルシーで公開する。会場はウェスト22丁目534番地で、会期は11月6日から19日。空間は日本の寺院を思わせるようにデザインされ、茶室も設けられると報じられている。作品は11月19日に競売にかけられ、推定価格は1000万〜1500万ドル。
画面は縦約8.5フィート×横約6フィート(102×71インチ)。奈良作品として過去最大のオークション出品作とされる。目を閉じたうつむき加減の少女が、淡い色の水に体を半分浸している。かつて奈良が描いてきた、こちらをにらみ返す反抗的な子どもたちとは雰囲気が異なり、静かで内省的だ。
制作は東日本大震災があった2011年。奈良は東北出身で、被災後しばらく描けなかったと伝えられている。再び制作に戻った時、作風が変わっていたという。この絵はその年に完成させた唯一の大作で、以後は2012年の日本での回顧展、2021年のLACMA回顧展、ビルバオのグッゲンハイム、フリーダー・ブルダ美術館、ロンドンのヘイワード・ギャラリーなどの展覧会に出ている。個人所蔵は14年にわたる。
Fair Warningを率いるグーザー氏は、この作品を10年追い続けてきたと話し、「内省的で瞑想的な局面の原点」と位置づけた。奈良の落札記録は、2019年にソザビーズ香港で1億9600万香港ドル(約2490万ドル)となった《Knife Behind Back》(2000年)。2012年の類似作《In the Milky Lake》は2023年に1280万ドルで落札された。
同じ時期、奈良はデイヴィッド・ズワーナーに移って初の個展を開く。会期は11月5日から12月12日で、会場はチェルシーの537 West 20th Streetと533 West 19th Street。オープニングレセプションは11月5日18〜20時。新作の絵画やドローイング、近作の彫刻、作家が選んだ初期作品が並び、NYでの大規模個展としては約10年ぶりとなる。
(内容は、ARTnews、USA Art Newsなどの報道で一致している点をまとめたものです)







