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ジェームズ・リトル、ペッツェルで「Homage El Shabazz」展

抽象画家ジェームズ・リトルの個展「Homage El Shabazz」が、チェルシーのペッツェルで11月5日から12月19日まで開かれる。1985年制作の「Homage El Shabazz」連作から、リネンに油彩とワックスで描いた作品を紹介する。

文・NBT編集部 · 2026-10-16

ジェームズ・リトル、ペッツェルで「Homage El Shabazz」展
Petzel

ニューヨークのチェルシーにあるギャラリー、ペッツェルが、画家ジェームズ・リトルの個展「Homage El Shabazz」を2026年11月5日から12月19日まで開催する。会場は西25丁目520番地の本館で、展覧会名は1985年に制作された連作のタイトルに由来する。

ジェームズ・リトルは1952年にテネシー州メンフィスで生まれ、ニューヨークを拠点に活動してきた抽象画家である。幾何学的な形と色の関係を軸にした絵画で知られ、油絵具に蜜蝋などのワックスを混ぜて層を重ねる技法に長く取り組んできた。アフリカ系アメリカ人の抽象画家の系譜を語るうえで欠かせない存在として、美術館やギャラリーで紹介されている。

公式ページで紹介されている作品のひとつが、1985年制作の「Homage El Shabazz #3」だ。素材はリネンに油彩とワックス。額装時の寸法は約82.2×82.9センチ、額を外した画面は約62.9×63.5センチで、ほぼ正方形に近い中型の作品である。裏面には作家による署名、タイトル、年記が入っている。タイトルの「#3」という番号からは、同名の作品が複数あり、連作として制作されたことがうかがえる。

「Homage」は「敬意」や「賛辞」を意味する言葉で、絵画のタイトルとしては、誰かや何かへの応答として制作されたことを示す。リトルの作品では、色の面と線の配置そのものが主題となる。そのため今回も、1980年代半ばの作品を通して、作家が早い時期から取り組んでいた色彩と構成、ワックスを用いた画肌の質感をじっくり見る機会になりそうだ。

ペッツェルはチェルシーのギャラリー街にあり、開館は火曜から土曜の午前10時から午後6時まで。日曜と月曜は休み。ほかの近隣ギャラリーとあわせて回る際にも立ち寄りやすい立地で、実物の画面に近づいて、ワックスが生む表面の奥行きや色の重なりを確かめたい。

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状況
これから
会期
11月5日 – 12月19日
作家
James Little
会場
Petzel
520 West 25th Street, New York, NY
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開館時間
火〜土曜 10:00〜18:00(日・月曜休み)
見どころ
  • 「Homage El Shabazz #3」(1985年、リネンに油彩とワックス)
  • 約82×83センチの、ほぼ正方形の画面
  • 油彩とワックスが生む層状の画肌
  • 1985年の連作から見る色と構成