展覧会 · Petzel · Chelsea

チャバララ・セルフ、ペッツェルで個展「Tools of Worship」

ニューヨークを拠点とする画家チャバララ・セルフの個展「Tools of Worship」が、チェルシーのペッツェルで2026年11月5日から2027年1月30日まで開催。布や糸を用いた大型作品《In Creation》などを展示する。

文・NBT編集部 · 2026-10-16

チャバララ・セルフ、ペッツェルで個展「Tools of Worship」
Petzel

チェルシーのギャラリー、ペッツェルが、チャバララ・セルフの個展「Tools of Worship」を2026年11月5日から2027年1月30日まで開催する。会場は西25丁目520番地。

セルフはニューヨークのハーレム出身の画家で、絵画、版画、彫刻などを手がけてきた。作品の大きな特徴は、絵の具やパステルによる描画に、布や糸を縫い合わせるような手法を組み合わせる点にある。キャンバスは平面であると同時に、素材の層が重なる物質的な表面にもなる。こうした手法によって、人物像を強い存在感をもって立ち上げてきた作家として知られる。

今回の展覧会で紹介される作品のひとつが、2026年制作の《In Creation》だ。サイズは約307×307cmで、正方形の大画面である。使用素材はアクリル絵具、油彩、色鉛筆、オイルパステル、布、糸、そしてキャンバスに重ねられた別の描画済みキャンバスと多岐にわたる。描く、塗る、縫う、貼るといった複数の工程が一枚の画面に集まっており、制作の過程そのものが画面の厚みとして残っている。作品の奥行きは約3.8cmあり、壁から立ち上がる半立体的な性格も備えている。

展覧会タイトルの「Tools of Worship(崇拝の道具)」は、作品に用いられる素材や手法、そして描かれる対象との関係を考えるきっかけを与えてくれる。新作でセルフがどのような主題を扱うのかは、会場で実物の質感とともに確かめたい。

ペッツェルの開館は火曜から土曜の午前10時から午後6時まで。チェルシーのギャラリー街を歩く際に、大型の新作絵画をまとまって見られる機会となる。

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状況
これから
会期
11月5日 – 1月30日
作家
Tschabalala Self
会場
Petzel
520 West 25th Street, New York, NY
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開館時間
火〜土 10:00〜18:00
見どころ
  • 《In Creation》(2026):約307×307cmの正方形の大作
  • アクリル、油彩、色鉛筆、オイルパステルに布と糸を組み合わせた複合的な画面
  • 別のキャンバスを重ねた、厚みのある半立体的な構造