展覧会 · The Future Perfect · NoHo

NYノホ、ザ・フューチャー・パーフェクトでホリデーオーナメント展「Immaculate Object」

NYノホのデザインギャラリー、ザ・フューチャー・パーフェクトで、328点のオーナメントを集めた展覧会が開幕。公募作を含む作家たちの手のひらサイズの作品が並び、岸源介らも参加。2027年1月1日まで。

文・NBT編集部 · 2026-11-06

マンハッタンのノホ、グレート・ジョーンズ・ストリートにあるデザインギャラリー「ザ・フューチャー・パーフェクト」で、ホリデーのオーナメントだけを集めた展覧会「Immaculate Object」が11月2日に始まった。会期は2027年1月1日まで。クリスマスツリーに吊るす身近な飾りを、現代デザインの作品として見直す企画だ。

出品は328点。ギャラリーが扱う作家からは、クリス・ウォルストン、カール・ザーン、ベサン・ローラ・ウッド、バウアー・スタジオ、ベン・バーバー、チェン・チェン&カイ・ウィリアムズ、レイチェル・シランダー、マーク・パブロビッツ、メアリー・ウォリスらが参加する。ほかにアリス・テデスコ、コートニー・ダンカン、ステファニー・ヘイニング、シオ・A・ローゼンブラムといった作家も名を連ねる。日本からは岸源介が「Resonant Branch 1」を出している。

作品の幅は広い。いたずらっぽい人形や、グロテスクで奇抜な野菜のような形から、光を宿すガラスの作品までが並ぶ。ひとつの作品が、それぞれの作り手の想像力をそのまま映している。展示作のうち多くは公募で選ばれたもので、若手と実績ある作家が同じ土俵に並ぶ点も特徴だ。テーマは、枝に掛けられるほど小さな物体のなかで、スケールや素材の可能性をどこまで探れるかという点にある。

展示作品はウェブサイトでも紹介されており、価格は一部の例で、ティナ・ガコフの「Tassel」が90ドル、ステファニー・ヘイニングの「Baby It's Cold Outside」が850ドル、ラエティシア・バケ&ヴィクトール・モリニエの「Sphère」が3,600ドルなど。限定エディションから一点ものまであり、集めたり、贈ったり、毎年飾ったりするものとして楽しめる。

ギャラリーのマネージングディレクター、ローラ・ヤングは「手のひらに収まり、遊び心と驚きをもたらすものほど心に響くものはない」と語り、この展覧会が個人的にも気に入っていると述べている。東京の自動販売機を雪景色にしたmadebypangの作品もあり、日本の読者には親しみやすい一点だろう。ホリデーシーズンの買い物の合間に、小さな作品を見比べに訪れたい。

場所

Google マップで開く公式ページ

会期

11月2日 – 1月1日開催中

作家

Chris Wolston, Karl Zahn, Bethan Laura Wood, Bower Studios, Ben Barber, Chen Chen and Kai Williams, Rachel Schillander, Mark Pavlovits, Mary Wallis, Gensuke Kishi, Alice Tedesco, Courtney Duncan, Stefanie Haining, Theo A. Rosenblum
見どころ
  • 328点のオーナメントが並ぶ、手のひらサイズの作品群
  • 岸源介「Resonant Branch 1」など日本ゆかりの作品
  • madebypangの「Snowy Tokyo Vending Machine」
  • 90ドルから数千ドルまで、限定エディションと一点もの