展覧会 · Almine Rech · Tribeca
ジェームズ・タレル、アルミン・レッシュ NYで13回目の個展
光を素材に60年代から制作を続けるジェームズ・タレルが、トライベッカのアルミン・レッシュで個展を開く。シャロー・スペース、グラスワークス、クロス・コーナーなど15点以上を展示。会期は2026年11月12日から2027年1月30日。
文・NBT編集部 · 2026-10-16
アルミン・レッシュ・ニューヨークは、2026年11月12日から2027年1月30日まで、ジェームズ・タレルの個展を開催する。同ギャラリーでの個展は30年以上の協働のなかで13回目にあたる。会場はトライベッカのブロードウェイ361番地。オープニングレセプションは11月12日(木)の午後6時から8時まで行われる。
タレルは1960年代から一貫して「光」そのものを素材としてきたアーティストで、南カリフォルニアを拠点とした「ライト・アンド・スペース」運動を代表する一人である。彫刻のように固体に見える光の塊、ゆっくりと色が移ろう部屋、空の変化を切り取るように手を加えた建築など、作品の形はさまざまだが、どれも見る人を静かな知覚の体験へ導き、「見る」という行為そのものに意識を向けさせる。
今回は15点以上が並ぶ。中心となるのは、タレルの代表的なシリーズへの新たな加わりとなる作品群で、壁面に開いた奥行きのある光の空間「シャロー・スペース」が1点、ガラスを用いた「グラスワークス」シリーズの作品、そして部屋の隅を舞台に光の立体を立ち上げる「クロス・コーナー」作品が含まれる。いずれも、目の前の光が物体なのか空間なのかを問い直すような作品群だ。
ギャラリーとタレルの関係は古い。1989年、アルミン・レッシュはパリの自身のギャラリーで、タレルにとってヨーロッパ初のギャラリー展を組織し、ライト・ピース《Blood Lust》を紹介した。それから30年以上を経た今回の展覧会は、その長い協働を示すものでもある。
展覧会ページには、1969年の作品《Raemar, Blue》も掲載されている。タレル初期の光の作品として知られ、現在はテート・アメリカズ財団を通じて収蔵されている。光の体験を重視する作品だけに、ホリデーシーズンのチェルシーやソーホーとあわせてトライベッカまで足を延ばし、実際に作品の前に立って時間をかけて見たい。
- 状況
- これから
- 会期
- 11月12日 – 1月30日
- 作家
- James Turrell
- 会場
- Almine Rech
361 Broadway, New York, NY
Google マップで開く - 見どころ
- シャロー・スペース、グラスワークス、クロス・コーナーなど15点以上を展示
- 11月12日(木)18〜20時にオープニングレセプション
- 1989年のパリ初個展から続くギャラリーとの30年超の関係





