デザイン・家具 · Tribeca

NYトライベッカで、ボルディザール・センテスキの腐食ミラー「Erosion」

ハンガリー出身のデザイナー、ボルディザール・センテスキによる「Erosion」コレクション。酸化と腐食で表情をつくった銀鏡を磨き上げたステンレスで縁取る一点物で、NYではStudioTwentySevenのみの取り扱い。

文・NBT編集部 · 2026-10-20

NYトライベッカで、ボルディザール・センテスキの腐食ミラー「Erosion」
Image: StudioTwentySeven

StudioTwentySevenが、ハンガリー出身のデザイナー、ボルディザール・センテスキの新作「Erosion(エロージョン)」コレクションを紹介している。手仕事でつくられ、作家のサイン入りという3点組のミラーで、同ギャラリーのみの独占取り扱いだ。

センテスキは絵の具を使わず、金属とガラスの酸化や腐食といった化学反応を用いる。反射する表面に傷をつけ、酸化させる工程を重ね、層ごとに鏡面を育てていく。仕上がりのすべてを作家が決めるのではなく、素材が自ら形づくる条件を整えるという考え方だ。反応の跡は表面に残り、それぞれの作品が唯一無二になる。

公式ページに掲載された「Erosion Mirror 03」は2026年制作。ガラスに銀を施し、アクリルと鏡面仕上げのステンレスの枠で囲んでいる。サイズは約47.6×47.6cmと約121×121cmがあり、特注サイズや仕上げにも対応する。作品にはシリアルナンバーと真正性の証明書が付く。ハンガリーで手づくりされている。

作品は、ポスト・ソビエト期のブルータリズムとバロックやアール・ヌーヴォーの装飾が混ざり合うブダペストの街並みを思わせる。無骨な工業的ディテールと華やかさが同居し、時間の痕跡を隠さない鏡だ。

センテスキは1992年ブダペスト生まれ。モホイ=ナジ芸術大学で プロダクトデザインを修め、ファッションやアートディレクションを経て、セバスチャン・エラズリスのもとで研鑽を積んだ。現在はパリとブダペストを拠点にしている。

価格は問い合わせ制。NYのギャラリーはトライベッカ近くのチャーチ・ストリート241番地にあり、見学は完全予約制だ。問い合わせはメールまたは電話で受け付けている。

場所

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時間

完全予約制

価格

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