展覧会 · Almine Rech · Tribeca
テイリン・サイモン、アルミン・レッシュ NYで「Executive Orders」特集展
アルミン・レッシュ・ニューヨークで、テイリン・サイモンの近作シリーズ「Executive Orders」を紹介する特集展が開催中。グッゲンハイム美術館での個展にあわせた企画で、会期は10月21日まで。
文・NBT編集部 · 2026-10-16
トライベッカのアルミン・レッシュ・ニューヨークで、写真家・アーティストのテイリン・サイモンによる特集展「Special Focus on Taryn Simon」が開かれている。会期は2026年9月16日から10月21日まで。9月18日にグッゲンハイム美術館で始まる大規模個展「Taryn Simon | Father Country I Do Love You」(2027年3月14日まで)にあわせ、近作シリーズ「Executive Orders」を紹介する内容だ。
サイモンは1975年ニューヨーク生まれで、現在もニューヨークを拠点に活動している。グッゲンハイムの個展では、未発表の写真、テキスト、映像、彫刻を組み合わせ、ロタンダ全体を使った体験型のインスタレーションを発表する予定だ。ギャラリーの展示は、その大きな展開に先立つ、あるいは並走する小さな入り口として位置づけられる。
「Executive Orders」の主題は、アメリカの大統領令である。大統領令は、議会の立法を経ずに変化を加速させる強力な手段だ。展覧会の説明によれば、トランプ大統領は返り咲き後の最初の1年で230本の大統領令と100件を超える布告・覚書に署名した。書類が次々と繰り出されるなかで、国の進む方向が少しずつ変えられていく。サイモンの写真に写る物は、執務室、ペン、アイデアと、現実の世界との距離を示すもので、いわば「現在の考古学」のように見える。
出品作には、《White House Custom Pen》(2026)、《Executive Order 14347 / Restoring the United States Department of War》(2026)、《Executive Order 14341 / Prosecuting Burning of the American Flag》(2026)などがある。いずれもアーカイバル・インクジェット・プリントで、アーティストフレームに収められ、サイズは約84×70センチ前後。エディションは各4点とアーティストプルーフ2点だ。
会期は残りわずか。グッゲンハイムの展示とあわせて見ることで、サイモンの現在の関心を立体的にたどれる。
- 状況
- まもなく終了
- 会期
- 9月16日 – 10月21日
- 作家
- Taryn Simon
- 会場
- Almine Rech
361 Broadway, New York, NY
Google マップで開く - 見どころ
- 《White House Custom Pen》(2026)
- 《Executive Order 14347 / Restoring the United States Department of War》(2026)
- 《Executive Order 14341 / Prosecuting Burning of the American Flag》(2026)
- グッゲンハイムの個展(〜2027年3月14日)とあわせて鑑賞





