展覧会 · Lehmann Maupin · Chelsea
ラリー・ピットマン、レーマン・モーピンで新作絵画12点と紙作品の個展
ロサンゼルス拠点の画家ラリー・ピットマンが、チェルシーのレーマン・モーピンで個展を開催。新作絵画12点と紙の作品10点を展示し、初日10月29日にはアーティスト出席のレセプションとトークも行われる。
文・NBT編集部 · 2026-10-16

チェルシーのレーマン・モーピン・ニューヨークで、ロサンゼルスを拠点とする画家ラリー・ピットマンの個展「The Remedy of Analog Space and Time」が10月29日に始まる。会期は12月19日まで。新作の絵画12点と、紙の上の作品10点が並ぶ。
ピットマンは1952年ロサンゼルス生まれ。幼少期の多くを母の出身国コロンビアで過ごし、ロサンゼルスでの生活は50年に及ぶ。1970年代半ばにカリフォルニア芸術大学(カルアーツ)で学士号と修士号を取得した。同校のフェミニズム芸術プログラムは、女性と結びつけられてきた表現形式を低く見る風潮に異議を唱えており、その影響で彼は美術における序列を揺さぶり、装飾芸術を積極的に取り入れるようになったという。初期の作品にはエイズ危機、人種間の対立、LGBTQ+の権利をめぐる闘いが反映され、のちには家庭や心理といった内面的な空間へと関心が移っていった。
画面は、道路標識、織物、絵本の挿絵、都市の風景、夢の像、さらに複数の言語で観る者に語りかける文字など、異なる要素を重ねて組み立てられる。ベル、卵、動物、ロープといった記号も繰り返し現れ、色彩と文字とイメージ、風景と装飾、混沌と秩序の緊張関係を、大画面で、どの要素にも同等の重みを持たせて描き出すのが持ち味だ。
今回の連作では、熱気球が全体を貫く手がかりになっている。作家はHyperallergic誌に対し、人間が初めて自力で宙に浮いた瞬間の高揚と根本的な自己の疎外感に関心があり、慣れ親しんだものと途方もなく未知なものに同時に向き合う今日に響く比喩だと語っている。出品作には「The Remedy of Analog Space and Time」と題された絵画が複数含まれ、2025年作と2026年作(#1、#2)が確認できる。
初日の10月29日には、17時からエンリケ・フンコサ氏とのトークがギャラリーで行われ、18時から20時までは作家を迎えたオープニングレセプションが開かれる。ギャラリーは火曜から土曜の10時から18時まで開いている。
- 状況
- これから
- 会期
- 10月29日 – 12月19日
- 作家
- Lari Pittman
- 会場
- Lehmann Maupin
501 West 24th Street, New York, NY
Google マップで開く - 開館時間
- 火〜土曜 10:00〜18:00
- 見どころ
- 新作絵画12点と紙の作品10点を展示
- 熱気球が全体をつなぐモチーフに
- 10月29日17時からエンリケ・フンコサ氏とのトーク
- 10月29日18〜20時、作家出席のオープニングレセプション





