展覧会 · NoMad
NYノマドのMuseum of Sexでメキシコシティ財団コレクションが全米初公開
ニューヨーク・ノマドのMuseum of Sexで、メキシコシティのアンパロ&マヌエル財団による「The Life Force」を開催中。絵画、彫刻、ドローイング、写真の45点が米国で初めて公開され、エロスとタナトスを軸に身体の脆さを見つめる。
文・NBT編集部 · 2026-10-19
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ニューヨークのMuseum of Sex(ノマド地区)で、「The Life Force: Portraits from the Amparo & Manuel Foundation」が開かれている。メキシコシティを拠点とするアンパロ&マヌエル財団のコレクションが米国で紹介されるのは初めてで、4月23日に幕を開けた。
財団は教育や人間的成長、文化活動に取り組む組織で、今回は同館との協働で展覧会が組まれた。出品は45点。絵画、彫刻、ドローイング、写真と手法は幅広い。
軸になるのは、精神分析でいう「エロス(生の本能)」と「タナトス(死の欲動)」の対比だ。壊れやすい身体を抱えて生きるとはどういうことか、死を前にしてもなぜ性衝動が働き続けるのかを問う。会場では、内省や探索の最中にある人物像が並び、身体や空間を走る亀裂が日常の落ち着きの下にある緊張を思わせる。親密さは「本当の自分でいること、見られること、あらわにされること」への気づきとして描かれる。
参加作家には、アモアコ・ボアフォ、トレイシー・エミン、バート・スターン、オー・ド・ラヴァルらがいる。スターンの作品としては「Marilyn Monroe Nude on a Bed」が紹介されている。Time Outは、作風ではなく、脆さ、欲望、見られることへの居心地の悪さへの共通した関心が全体を貫いていると評している。
Museum of Sex Miamiのキュレーター兼マネージングディレクター、タム・グリンは、身体がエロスとタナトスの絶え間ない緊張の場になると語る。作品は存在と消失、快楽と不安定のあいだの複雑さを抱え、親密さが衰えに抗う手段になりうることを示すという。
会場はノマドの5番街233番地。同館は公式Instagramで、Miami館への巡回も予告している。
(内容は、Time Out New York、Artdailyなどの報道で一致している点をまとめたものです)






