展覧会 · Brooklyn
NYブルックリン、バークレイズ・センターにサラ・ジー「Wave」登場
ブルックリンのバークレイズ・センターが、メインアトリウムを刷新。サラ・ジーによる site-specific な新作「Wave」を天井に吊り、550枚のLEDスクリーンと180度のLEDウォールで来場者を迎える。
文・NBT編集部 · 2026-10-17
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ブルックリンのバークレイズ・センターは、改装したメインアトリウムを公開した。天井から吊られているのは、アーティストのサラ・ジー(Sarah Sze)が手がけた新作「Wave」だ。公式Instagramによると、550枚の彫刻的なLEDスクリーンが波のように連なり、動き、光、色を生み出す。そこに180度に広がるLEDウォールが加わり、来場者を迎える。
この作品は、同アリーナを運営するブルックリン・スポーツ&エンターテインメントが2026年4月に発表した複数年のアート計画「Brooklyn Art Encounters」の一部。率いるのは同社副会長のクララ・ウー・ツァイだ。発表時の説明では、天井いっぱいに弧を描くスクリーン群に映像の断片が現れては消え、また組み合わさる。見る位置によって映り方が変わるため、波が盛り上がるような感覚は固定されず、つねに揺れ動く。アトリウムは、アリーナへの入口であり、ひとつの目印にもなる。
サラ・ジーはマッカーサー・フェローで、彫刻、インスタレーション、絵画、映像、建築規模の環境作品まで手がける。2013年の第55回ヴェネチア・ビエンナーレでは米国代表を務めた。ハイライン、MTAの第二アベニュー地下鉄、ラガーディア空港、MITなどの恒久パブリック・コミッションもある。作品はMoMA、ホイットニー美術館、テート・モダンなどが所蔵する。
Brooklyn Art Encountersには、ほかにも作品が並ぶ。新しいフラットブッシュのプレミアム入口には、マーク・ブラッドフォードとラシード・ジョンソンの大型絵画が入る。2027年春には、カンブイ・オルジミによる、路上遊び「スケリー」を囲む7体のブロンズ像がチケットマスター・プラザに据えられる予定だ。アーティスト・イン・レジデンスのポール・ファイファーも活動している。
場所はアトランティック・アベニューとフラットブッシュ・アベニューの交差点にあるバークレイズ・センター。同センターは、新しいアメリカン・エキスプレス・カード会員用入口やAmexラウンジなど、プレミアム空間の整備も進めている。







