デザイン・家具 · Upper East Side

NYアッパー・イースト・サイド、クーパー・ヒューイットで常設展「Design Across Time」

クーパー・ヒューイットが、カーネギー邸1階で常設コレクション展「Design Across Time」を公開中。古代エジプトの杯から2023年のガラス作品まで125点を、六つのテーマで見せる。会期は2028年10月22日まで。

文・NBT編集部 · 2026-11-06

NYアッパー・イースト・サイド、クーパー・ヒューイットで常設展「Design Across Time」
Image: Cooper Hewitt, Smithsonian Design Museum

アッパー・イースト・サイドのクーパー・ヒューイット、スミソニアン・デザイン博物館が、常設コレクションのギャラリーを「Design Across Time: Exploring the Smithsonian’s Design Collection」として公開している。会場はカーネギー邸の1階全体で、所蔵品から選んだ125点を並べる。会期は2028年10月22日までの複数年にわたり、展示品は期間中に入れ替えられる。 同館は1897年の創設以来デザインを収集してきた。国立コレクションは現在21万5000点を超え、六大陸、30世紀分にまたがる。プロダクト、建築、グラフィック、ファッションとテキスタイル、壁紙、デジタルやインタラクションのデザインまで幅広い。今回は収蔵庫から出された重要作品や、初めて公開される最近の収蔵品、アメリカと世界のデザイン史を代表する作品が含まれる。 構成は年代順ではなく、デザイナーが創作で用いる手法に基づく。「Play and Tweak(試し、練り直す)」「Repeat(繰り返して伝える)」「Transform(素材を持続可能な解決策へ変える)」「Show off(職人技で美を生む)」「Simplify(複雑な形や情報を単純にする)」などのまとまりで見せる。 見どころには、紀元前1100年頃のエジプトのロータス形カップ、1800年頃の日本の能装束、トーネ・ヴィーゲランの釘のネックレス、シェイラ・ブリッジズの「ハーレム・トワル・ド・ジュイ」壁紙、グレタ・フォン・ネッセンの「Anywhere」ランプがある。ビクター(日本ビクター)の球形テレビ「Videosphere」や、細野仁美の大型の磁器花器もある。2023年のトッツ・ジンスキー作品「Aurifero II」も展示されている。 展示デザインはJA Projects、グラフィックはPacificが担当した。キュレーターはマチルダ・マクエイドらが務める。館内ではBloomberg Connectsのガイドを、オンラインまたは無料アプリで利用できる。大活字ラベルや画像説明など、アクセシビリティ資料も用意されている。11月10日にはデザイン作家ドゥン・ンゴによる、モダニズムのカトラリーを論じるイベントも開かれる。

場所

Google マップで開く公式サイト

会期

6月15日(月)〜2028年10月22日(日)