デザイン・家具 · Tribeca
NYトライベッカのColonyで「Lookout」、Coil + Driftの新作照明展
トライベッカのデザインギャラリーColonyで、Coil + Driftの新作照明「Touch」「Strut」を紹介する展覧会「Lookout」が10月9日から21日まで開かれた。初日前夜にはダンサーのジョディ・メルニックが公演を行った。

トライベッカのデザインギャラリー兼ショップ、Colony(196 West Broadway)で、照明ブランドCoil + Driftの新作を紹介する展覧会「Lookout」が10月9日から21日まで開かれた。会期は月曜から金曜の正午から午後6時。披露されたのは、同時に発表された2つの新コレクション「Touch」と「Strut」である。

Coil + Driftを率いるのは、モダンダンサーから転身したデザイナーのジョン・ソレンセン=ジョリンク。2016年に創業し、ニューヨーク州のキャッツキル山地を拠点にしている。デザインを「物と空間を振り付けること」ととらえ、真鍮、砂型鋳造の金属、手吹きガラス、国産ハードウッドなどを使う。すべての作品は社内の職人と地元のクラフトマンが手がける。

展覧会の核は、光の2つの体験だ。ひとつは視線を一点に導く光、もうひとつは周囲に広がり空間を包み込む光である。主催者側の説明では、Touchは明晰さと方向性を、Strutは温かさと雰囲気を探るコレクションとされた。タイトルの「Lookout」は、見張る・探すという行為と、立ち止まって思索を促す見晴らし場所という両方の意味を持つという。展示された器具は真鍮やスチールに木を組み合わせ、リネンのシェードで仕上げた彫刻的なもので、照明であると同時にオブジェとしても成立していた。

10月8日夜のオープニングパーティーでは、ダンサーのジョディ・メルニックがパフォーマンスを披露し、ケータリングはComparti。暖かい秋の夜で、Colonyの大きなガラス扉を開け放ち、祝宴は通りにまであふれた。メルニックは歩道から踊り始め、店先を横切ったあと室内に入り、TouchとStrutの光のなかで動いた。Touchのシャンデリアの下の床に映る自身のシルエットで締めくくったと、Coil + Driftは振り返っている。
Coil + Driftは今回、Colonyの常設ロースターに加わった。Colonyの創業者ジーン・リンは、長年見守ってきたソレンセン=ジョリンクが新たな領域へ挑み続けてきたと語り、歓迎の意を示した。Colonyは独立系スタジオをアメリカ市場に紹介してきたギャラリーで、全コレクションはウェブサイトでも紹介されている。







