イベント · Gowanus
NYブルックリン・ゴワナス、30回目のオープンスタジオが開催
10月17〜18日、ブルックリンのゴワナス一帯で第30回「ゴワナス・オープンスタジオ」が開かれた。400人超のアーティストが90カ所以上のスタジオや会場を無料で公開し、時間は両日とも正午から午後6時だった。
文・NBT編集部 · 2026-10-16
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ブルックリンのゴワナスで毎年秋に開かれる「ゴワナス・オープンスタジオ」が、今年で30回目を迎えた。会期は10月17日(土)と18日(日)、時間は両日とも正午から午後6時。主催は地元のアーティストと持続可能な創作環境を支える非営利団体Arts Gowanusで、参加者は無料で各スタジオを訪ね、作家と話し、作品を見て、購入することもできた。

Brownstonerによると、参加するアーティストは400人超、会場は90カ所以上。かつての工場や倉庫が並ぶゴワナスだけでなく、パークスロープやキャロル・ガーデンズなど周辺の地区にも会場が広がった。ゴワナス再区画整理に伴う地域利益協定の一環として生まれた新しい手頃なアーティスト用スタジオも対象に含まれ、Arts Gowanusによれば、これまでに22のスタジオに入居者が決まっており、その一部が週末に公開された。
Hyperallergicの記者は土曜の午後に約6時間かけて歩き、階段や廊下、目立たない入口の先に広がる迷路のような建物群を巡った。それでも全体の1割ほどしか回れなかったという。同誌はこの回を、運河とそこに根づいた創作コミュニティへのラブレターのようだったと評している。運河の浄化作業や、変わりゆく街角を描いたプラein・エア(屋外制作)の作品が目立ったそうだ。
ユニオン・ストリート543番地に大きなスタジオを構える風景画家エリザベス・オライリーは、1992年からユニオン・ストリート橋と同じブロックで制作を続けている。この日は運河と界隈を描いた絵画やコラージュを並べた。油のような水面に映り込む建物の反射を捉えた作品で、多くは2000年代後半から2010年代前半に描かれたものだ。運河が連邦のスーパーファンド指定を受けた時期と重なる。工業汚染の地から高層の新築が並ぶ水辺へと変わった街を見てきた彼女は、その変化について「少し悲しい」と語った。
Hyperallergicはまた、蜜蝋でつくられた人物像が並ぶレズリー・クシュナーのスタジオも紹介している。今年のポスターには「第30回」の文字が大きく掲げられ、公式サイトでは開催の振り返りページも公開されている。ブルックリンの開発が進むなか、アトリエという仕事場そのものを見せるこの週末は、街の記録としての意味も帯びていた。
(内容は、Hyperallergic、Brownstonerなどの報道で一致している点をまとめたものです)






