展覧会 · Chinatown
NYトライベッカで17人の女性作家が霊的世界を描く、アンドリュー・エドリン・ギャラリー
トライベッカのアンドリュー・エドリン・ギャラリーで、霊的交信や神秘思想から生まれた17人の女性作家の作品を集めた展覧会が10月31日まで開催中。キュレーターはスーザン・アバース。

トライベッカのアンドリュー・エドリン・ギャラリーで、「Conduits of the Unseen: Women Artists Imagine Other Worlds」が10月31日まで開催されている。20世紀初頭以降、別の現実や霊、宇宙の力、異なる意識の層に視覚的な形を与えた17人の女性作家を集めたグループ展だ。時代も国も社会的背景も信仰も異なる作家たちが、内なるヴィジョンを具現化したいという思いで結ばれている。表現は風景、肖像、物語性のある絵画から純粋な抽象まで幅広い。
中心となるのは、霊的存在「ラカモ」から宇宙哲学を授かったと語るポーリーナ・ピーヴィー(1901〜1999)。霊のガイドを通じて描いた絵画やドローイング、装飾を施した仮面、神秘形而上学についての文章が並ぶ。ギャラリーは2023年に、ローラ・ウィットコムによる初のモノグラフ『Paulina Peavy: Etherian Channeler』を刊行している。
ほかにも、ニューヨークで降霊会を開いたアガサ・ヴォイチェホフスキー、神智学とアグニ・ヨガに傾倒したアグネス・ペルトン、グッゲンハイム美術館の共同創設者ヒラ・レベイの抽象水彩などが出品される。シュルレアリストのレオノーラ・キャリントンの未上演戯曲『Opus Siniestrus』や、レオノール・フィニの絵画も見どころだ。マッジ・ギル、エンマ・クンツといった霊媒作家も参加している。
キュレーターはバード・カレッジ教授のスーザン・L・アバース。シュルレアリスムやスピリチュアリズムを専門とし、キャリントンに関する著書でも知られる。会場はブロードウェイ392番地の2階。開館は火〜土曜の午前10時から午後6時。







