展覧会 · New Museum · Lower East Side

チャバララ・セルフ、ニュー・ミュージアムのファサードで「Art Lovers」展

ニューヨーク出身のアーティスト、チャバララ・セルフが、ローワー・イースト・サイドのニュー・ミュージアム外壁を使うシリーズ「ファサード」で展示。2026年3月21日から2028年3月22日まで、バワリー通りから見られる長期のプロジェクト。

文・NBT編集部 · 2026-10-16

ロウアー・イースト・サイドのバワリー通り235番地に建つニュー・ミュージアムは、積み木を重ねたような白い外観で知られる現代美術館です。その外壁を作品の舞台にするシリーズが「ファサード」で、今回はチャバララ・セルフによる「Art Lovers」が展示されています。会期は2026年3月21日から2028年3月22日までと、約2年に及びます。

チャバララ・セルフは1990年にニューヨーク・ハーレムで生まれたアーティストです。イェール大学で美術修士を取得し、絵画にコラージュ、縫製、プリントメイキングを組み合わせた人物表現で注目を集めてきました。黒人女性の身体を主題にし、誇張された体のかたちや布の質感を通して、見られる側と見る側の関係を問い直す作風で知られています。

今回の舞台は、館内ではなく建物の外側です。美術館に足を踏み入れなくても、バワリー通りを歩きながら作品を目にすることができます。タイトルの「Art Lovers」は、アートを愛する人々、あるいは美術館という場所を訪れる人々を思わせる言葉で、通りを行き交う人と建物の関係をどう捉えるかが見どころになりそうです。

ニュー・ミュージアムは2007年に現在の建物へ移転して以来、新進作家の紹介に力を入れてきた美術館です。周辺にはギャラリーやカフェ、小さな商店が並び、街歩きの途中に立ち寄りやすい場所でもあります。長期の展示のため、季節や時間帯を変えて何度か眺めるという楽しみ方もできます。昼と夜、晴れの日と曇りの日とで、外壁の作品は違った表情を見せてくれるでしょう。

ニューヨークのパブリックな場に出された作品として、チャバララ・セルフの仕事を気軽に体験できる機会です。ローワー・イースト・サイドの散策と合わせて訪れてみてください。

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状況
開催中
会期
3月21日 – 3月22日
作家
Tschabalala Self
会場
New Museum
235 Bowery, New York, NY
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見どころ
  • 美術館の外壁を使った屋外展示で、館内に入らず鑑賞できる
  • 絵画・コラージュ・縫製を組み合わせるセルフ独自の人物表現
  • 2026年3月21日〜2028年3月22日の長期展示で、昼夜や季節ごとに見比べられる