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NYフィルム・フォーラムでウィリアム・グリーブス生誕100年特集、10月23〜29日
ニューヨークのフィルム・フォーラムで10月23日から29日まで、俳優・ドキュメンタリー作家ウィリアム・グリーブスの生誕100年を記念する1週間の特集上映。『Symbiopsychotaxiplasm: Take One』や初期の出演作、新4K修復版も並ぶ。
文・NBT編集部 · 2026-10-23

マンハッタンの独立系映画館フィルム・フォーラムで、10月23日(金)から29日(木)まで、「William Greaves 100」が開かれる。俳優、ドキュメンタリー作家、前衛映画作家として活動したウィリアム(ビル)・グリーブス(1926〜2014)の生誕100年を記念する1週間の回顧上映だ。キュレーターはイナ・アーチャー。初期の出演作から、ドキュメンタリー、劇映画、その中間にあたる作品まで幅広く並び、新たに4K修復された作品もいくつか含まれる。

グリーブスは52年にわたり、プロデューサー、脚本家、監督、撮影、編集として膨大な作品を残し、黒人の経験を記録し、見つめ、称えてきた。俳優から製作側へ移った理由について、白人の映画プロデューサーがスクリーンに持ち込む人種差別的なステレオタイプに憤り、黒人が自ら映像を作らなければ「黒人像」はゆがみ続けると考えたからだと語っている。映画史家ドナルド・ボーグルは「洞察力があり、思慮深く、鋭く切り込む名ドキュメンタリー作家だった」と評している。

初日の23日は、23歳のグリーブスが出演した『Lost Boundaries』の35mm上映が午後5時50分から。上映後にボーグルとフィルム・フォーラムのブルース・ゴールドスタインによるトークがある。続く午後8時50分には、ジャンルの枠を壊した『Symbiopsychotaxiplasm: Take One』を、ウィリアム・グリーブス・プロダクションズ副代表のリアニ・グリーブスの紹介つきで上映する。同作は10月25日、27日、29日にも上映される。
そのほか『Nationtime』、『From These Roots』と『Black Power in America: Myth… or Reality?』の2本立て、『Still a Brother: Inside the Negro Middle Class』、『Ralph Bunche: An American Odyssey』、『Frederick Douglass: An American Life』、『Miracle in Harlem』、『Take 2½』などが日替わりで組まれる。23日午後2時の『Nationtime』には、リアニ・グリーブスとIndieCollect創設者サンドラ・シュルバーグが登壇する。
料金は一般18ドル、会員12ドル。会場はウエスト・ヒューストン通り209番地、6番街の西側。10月16日からは、ウィリアム&デヴィッド・グリーブスによる未公開作『Once Upon a Time in Harlem』も同館で劇場公開されている。
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