イベント · Manhattan
NYフラットアイアンで先住民パレード、第5回を10月17日に開催
2026年10月17日(土)、マンハッタンのフラットアイアン地区で第5回「ナショナル・インディジェナス・ピープルズ・オブ・ジ・アメリカズ・パレード」が行われた。マディソン・スクエア・パーク付近を正午に出発し、17丁目とブロードウェイへ向かった。
文・NBT編集部 · 2026-10-18
2026年10月17日(土)、マンハッタンのフラットアイアン地区で、第5回となる「ナショナル・インディジェナス・ピープルズ・オブ・ジ・アメリカズ・パレード」が開かれた。南北アメリカの先住民の文化、多様性、誇り、そして結束を祝う毎年恒例の一日として位置づけられている行事だ。
当日のスケジュールは、午前9時に参加者の整列(ラインアップ)、10時にスピーカーによるスピーチ、正午にパレード開始、午後2時に終了というものだった。出発地点はマディソン・スクエア・パーク周辺のマディソン・アベニュー、東23丁目から東26丁目の間で、行進はブロードウェイと17丁目の交差点まで続いた。
主催者が公表していた主な出演・内容は、伝統舞踊のダンサー、民族衣装(リガリア)によるパレード、そしてコミュニティによる朗読である。リガリアとは、北米先住民が儀礼や踊りの場でまとう伝統的な装束を指す。告知用のフライヤーには、羽根飾りや太鼓を手にした参加者、各地の先住民の旗、「Indigenous Resilience」「Our Voices」と書かれた横断幕が並ぶ行進の様子が描かれていた。
この催しは、先住民のコミュニティが集うポウワウ(Pow Wow)の情報を集めたカレンダーサイト「Pow Wow Calendar」にも掲載されていた。ポウワウとは、複数の部族やコミュニティが集まり、踊り、歌、工芸、食を通じて交流する北米先住民の伝統行事のことだ。主催者の連絡窓口としてファイアバード・グレイウルフ氏の名が挙げられており、パレード専用の公式ブログも運営されている。
ニューヨークの中心部、通勤客や観光客の行き交う地区を、先住民の装束と太鼓が歩くという構図は、この街が先住民の歴史や現在の姿と地続きであることを思い出させる。日本からの読者にとっても、アイヌをはじめ先住民の文化に関心を持つ人なら、アメリカ大陸の先住民が自らの声で語る場として興味深い行事だったはずだ。入場は無料などの料金情報は公表されておらず、通りを歩く形式のパレードとして行われた。






